狐火さんと接触。
デモをお渡しする。
明日が引っ越しのためリハだけ見学させてもらって終電で帰るという奇天烈っぷり。
30分ほどしか居れなかったもののかなり良い体験をさせてもらった。
吉祥寺ワープという箱はかなりでかく感じた。ラウンジだけですでにバー・サザナミくらいある。
太めの服にキャップ率高し。それでも出演者はポエトリーラッパーが多いから少ないほうなのか。メインフロアにはステージがある。当たり前だ。でも僕にとっては全然当たり前じゃない。ステージも音もでかい。すでにキャンドルさんのリハが始まっていて耳を澄ませる。次に狐火さんのリハ。次が田我流。
うん。なんだろ。
とても複雑な気持ちになって、今のところその正体は不明。
どの出演者もアングラシーンではかなり有名な方々で立場的にはとても憧れてる。
良いなぁ、そのポジション。
今リハをしている彼らと僕は何が違うんだろう、と100回くらい考える。そういうふうに考えながらも彼らとは、あぁ、まったく違うんだなぁ、とも考えて(努力がどうとか差し引いても)。
だってものすごく異文化体験に思えたから。
僕と彼らの間には、何一つ、共通点がないようにすら思えた。
僕が帰った後、たくさんのヘッズがあの広いフロアを埋めたことだろう。なんたってMeisoさんも出るわけだし。
みんなヒップホップをしに来てて、ヒップホップを体現するためにラップをしたり、DJをしたりするんだ。
狐火さんは「J‐RAPの居場所はどこだ」って歌ってて、田我流の人は「ジャニーズもいまやラップするし、カラオケでもみんなラップで…」みたいなことをラップしていて、みんなヒップホップが好きでラップしてるんだよなぁ。
なんかそれはとても当たり前なのに僕にはきっとそういうことはできないし、それはもうしかたない。
だって僕がパフォーマンスとして、表現の極みとして憧れて、見てて震えて、痺れるのは暗闇の中、全裸で叫ぶ今村知晃だし、そう考えるともう、ある意味どうしようもないのかもな。
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