2010年12月19日日曜日

まだ立ってるぞ!

決勝で思わず言っちまったー。

ブルーハーブのこのリリックが刹那的に、急に、どうしても言いたくなって

バースとバースの間のブレイクで

思い切り叫んでしまったよ。


「まだ立ってるぞ!」って。


気持ちよかったな。

また言うかもな。


というわけで
YSWS(横浜スポークンワーズスラム)グランドチャンピオントーナメント

優勝してきました!
というご報告です。



思えば、このYSWS、最初の予選からチャンピオントーナメントを経て、最後のグラチャンまで1年10カ月もかかってる。
予選はポイント制で上位4名が抜けて
それ以降は公平なトーナメント方式に則って戦う、ライブバトルで、持ち時間は勝ち進むごとに10分、7分、5分と短くなっていきます。

とっても良いシステムだと思います。

スポークンワーズのスラムをここまでしっかりと維持した
主催の華ちゃんとナターシャさんの情熱に敬服です。


ずっしりと重い
賞金も頂き、
今月は少し生活費に余裕ができました。


あの場所にいた人にしかわからないドラマがあったと思います。
やっぱり生に限る!


明日になったらもう過去の栄光にしよう。

また次の目標ができたので
乗り越えようと思います。


あぁ、なんだ、眠れねー。

2010年12月11日土曜日

やめたきゃやめてもいいんだよって

なにかに打ちのめされてやめるのと

ただなんとなくやめるのはちがうし

って滝弥さんに言われてなぜか嬉しかった。

悩みすぎだぜ。

ヤバいぜ。

なのに!

*

きのうは東京朗読バトルサイファーなるものに参加してきました。

予選を2位で勝ち上がり
谷川俊太郎と志人となのるなもないとサイファーをするという

一生忘れられないような稀有な体験をしてしまいました。

続けていればこういうこともあるんだな。

大学生時代に聴きまくっていた降神と
中学時代から教科書と合唱、詩集やテレビでしか知らない生ける伝説、谷川俊太郎が

俺の隣で向かい合って輪になって

朗読なり、ラップをするという

あの緊張感は一生忘れない。

たくさんの人に聴いてもらえた。

いろんな人が言ってくれた

いろんなことをもっと信じなきゃ。

今年はあと3回、ステージに立つ予定です。

横浜、島根、神戸です。

全力でやろう。

来年のライブ予定は一つも入ってないから
来年はダメかもしれないけど
今年はまだ、あと3回あるから、頑張ります。

もし、空きがあればライブさせてください。
メール待ってます。見知らぬ人からの出演依頼大歓迎です。

fukashigi.wonderアットgmail.com

■2010.12.18(Fri)深夜
YSWSグランドチャンピオントーナメント
@横浜BBストリート
【出場】
MOROHA
猫道
不可思議/wonderboy
etc..

■2010.12.28(Tue)
「SHOWMANSHIP Vol.1」
@島根県隠岐島 side bar show隠岐汽船3F
20:00~Open

【出演】
不可思議/wonderboy
etc..




■2010.12.29(Wed)
「LHW? Secret Party 」 
18:00~23:00
神戸 studio Bapple http://www.bapplenet.com/about.html
Paranel ,EeMu ,YAMANE ,ELOQ ,TAISEI ,不可思議/wonderboy ,Enju ,AruTai
eggplant ,tototeruru(交渉中)
※内容的には身内の忘年会らしいのですが僕は全力でライブします。
参加したい方は、Paranel氏にメールを。

2010年12月6日月曜日

口ばっかの人間にならぬよう心して

口ばっかの人間にならぬよう心して
苦しんだ夜の先、出てきた朝日に救われて
単純な脳みそで出てきた涙をおしかえして
死ぬ気になったら何でもできると言ってみた。


きのう対バンした鈴木実貴子ちゃんの歌詞です。
最高だったなぁ、名古屋@KD JAPON

あまりイベントについてあーだったこーだった振りかえるのは
あえてしないようにしてるんだけど、まぁ
たまにはゆっくり振りかえろうかな。

リハの時点で
Enya-Sangというバンドと
鈴木実貴子ちゃんという弾き語りの女の子をたまたま見て
ビビると同時に、あぁ今日はこの人たちと戦うのかと思って
とても嬉しかった。

Enya-Sangは兄弟の2人組みで、歌とラップとポエトリーと笑いとアコギとなんかもろもろ合わさったおもしろカッコいいバンドでした。

こういう人たちがいるんだもんな。
いろんなものを見て、いろんな道を歩いて来たんだろうな。もっとお話ししたかったな。
もうすぐアルバムが出るらしいのでチェック!僕は一足先に聴かせてもらったけれど
素晴らしい完成度で、抜け目がない!音楽って自由だ。

Enya-Sang


NewAlbum「▽」


*試聴*


鈴木実貴子ちゃんの歌はもうなんていうか
ずっと自分が必要としていた歌というか
「あぁ、そうそう、そういうこと歌って欲しかった!」
みたいなものを全部言ってくれる気がして
彼女の歌を聴きながら、泣きそうになるのをこらえながら
踊ってました。

売れちゃうだろうな。間違いなく。
くやしいな。MOROHA見たときの感覚に似てるな。
あぁ、みんな売れていく。くやしい。

あんなに後ろ向きな歌詞を叫んで、ギリギリで光を見せて
MCでにっこり笑って、しゃべりも最高にキュートで天使みたいだった。

今日はもらったデモ音源をリピートし続けながら、洗濯物干したり
掃除したり、市民税払ったり、DVD返したりして。

⇒鈴木実貴子の歌を聴く。

僕は、ゲストとして30分もらって
やれることはやったけど、どうだったかな。

本当は知ってるけど。

幼馴染のゆーたまんが来てくれて、わざわざ横浜からか来てくれた人もいて
最高でした。

突き抜けたなぁ。天井が高かったからかな。

こういう真剣勝負を何度も繰り返していけば、
もっともっとできるようになると思った!
レモンくんありがとう!
俺はまだやる!

影踏み遊び@名古屋KDJAPON
SetList

1.もしもこの世に言葉がなければ
2.銀河鉄道の夜~未知との遭遇
3.この海の向こうに(アカペラ朗読)
4.偽物の街
5.Pellicule
6.いつか来るその日のために

2010年12月3日金曜日

名古屋!

三角みづ紀ツアーファイナル、終了!

次は名古屋!

「影踏み遊び vol.1」
12月5日(日)鶴舞 K・D Japon
18:00 open 18:30 start
前売予約¥1500 当日¥2000(D代 別途¥500)

◎出演◎

不可思議/wonderboy (東京 / Low High Who?)

ae96 nick truly          
江藤莅夏
はゆ
Enya-Sang              
鈴木実貴子fromうわむき葉っぱ  
A Lull in suffering

2010年11月27日土曜日

心も体も燃えている、全然寒くない。

タイトルは少年ジャンプ『バクマン。』の名言から。

*NextLive*は

詩人・三角みづ紀のツアーファイナルに参加します。






2010年12月2日(木)
「ことたりない/三幕」

【出演】
-三角みづ紀ユニット-
三角みづ紀(詩人)
林隆史(g)
瀬戸尚幸(fretless-b)
井谷享志(ds,perc)
吉田一夫(fl)

-愚弁-
谷口和仁(うた、からだ)
狩俣道夫(Fl,Ss,Vo)
河崎純(Cb)
石塚俊明(Dr)

野村喜和夫

伊津野重美

不可思議/wonderboy

開場19:00
開演19:30
予約¥2500
当日¥2800(ドリンク別途)
会場:APIA40
東京都目黒区碑文谷5-6-9サンワホームズB1
TEL:03-3715-4010
http://www.apia-net.com/

ちなみに僕の出番は19:30~です。

三角さんのツアーファイナルだろうとも
オープニングアクトだろうとも
空気読まずに
一番カッコいいライブするつもりなので、
来てー!!

2010年11月23日火曜日

そのさきのさきの話。

明日もライブです。

ですが、やっぱり。

ライバルたちのライブスケジュールを眺めていると
やっぱりへこみます。

ぜんぜん届かないなぁ。

あなたたちには。
俺、あなたたちとタイバンしたら絶対負けない自信あるのに。

足りないのは顔出し?友達?

それは実力のないヤツのいいわけだ。

と、ライバル。

寡作でいいんだ。

ライバルの13曲を1曲で刺すような曲を書きたい。

どこかでだれかに今月選ばれたようなので
十分にめでたいことではあると思うので報告です。

*スタッフが選ぶ最新日本語ラップ動画 2010年10月編 *

嬉しいな、嬉しいけどぜんぜん満たされないな。
なんでだろ。

どこまで行っても満たされることなんてないんだろうな。
満たされないからやるんだろうな。
売れたいな。

でも有名になるなんて50歩、100歩なんだろうか。
その先に何があるわけでもないんだろうな。

mixiのコミュニティとか見てると無数の無名のバンドがあって
でも1000人以上とか、すげぇよな。

なんなんだろ、ほんと。音楽とか。表現とか。
無様で、みじめで、みにくいコンプレックスのかたまり。

でもやるんだもんな。明日も。

YouTubeで観るよりずっとイケメンだと思うから、
良かったら、来てください。(必死にモテようとしています。)

■2010.11.23(Tue)祝日
「まーまーま2」@東新宿 LOVE TKO 18:30Open19:00Start
前売り・予約1500円/当日1800円(ドリンク別)
【出演】
さいとういんこ
モリマサ公
石渡紀美
大袈裟太郎
不可思議/wonderboy

2010年11月21日日曜日

ひーきーは小学館♪

なぜなら
われらがプンプンは小学館だから!



TSUTAYA高田馬場店の蔵書はんぱねぇ。
なんでもあっから。一冊80円。



オーガナイザーと連絡が取れず
出演時間は当日になるまで分からないイベント「都市と星」!
なぜだ!なぜとれない!伝書鳩しか受け付けてないのだろうか。

でもお客さんは前回ちゃんと入っていたという謎めきっぷり。

出演は21:00頃と俺は踏んでいる!

■2010.11.21(Sun)
「都市と星」@新宿8bit



NEW♪

以下、Paranel氏の日記をコピペ。

だいたい忘年会詳細決まりました!
スタジオ貸し切りでのLOW HIGH WHO? Secret Partyです。
ライブやセッションはまちがいなくありますね。はい。
LHW?がこんなに集まる事は滅多にナイすね。まちがいなく。
しかし、お喋りがメイン!!参加したい人は是非、メール下さいね!

【忘年会】LHW? Secret Party

【日時】12月29日 18:00~23:00
【場所】神戸 studio Bapple http://www.bapplenet.com/about.html
【参加】15人くらい?たぶん、もっと増えそうだ。
Paranel ,EeMu ,YAMANE ,ELOQ ,TAISEI ,不可思議/wonderboy ,Enju ,AruTai
eggplant ,tototeruru(交渉中)
予定
松田さん hythm Recordさん TAISHIくん 神門くんもね!
Q-skillさん
【費用】一人1000円(ドリンクは各自カウンターにて)食事持ち込みOK





ってか隠岐の島からその日のうちに神戸に18:00!
間に合うのか!俺!

そしてシークレットパーティを告知するのってなんか変だな。

「いいか、みんな!このパーティはシークレットだからな!だれがなんと言おうとだ!」(手には拡声器を持っています。)

そんな感じ。

2010年11月19日金曜日

世界で一番好きだ的な。

アルバム、レコーディングは先月でひと段落しましたのでミックス作業に入っています。12月中にはマスタリングに入りたい。

この2週間でだいぶミックスを頑張ったので、次は来たるクリスマスに向けて防空壕でも掘ろうかと考えています。

呼ばれて行く以上は誇り高く。

■2010.11.21(Sun)
「都市と星」@新宿8bit
出番は21時くらいだと思う。

■2010.11.23(Tue)祝日
「まーまーま2」@東新宿 LOVE TKO
18:30Open19:00Start
前売り・予約1500円/当日1800円(ドリンク別)
【出演】
さいとういんこ
モリマサ公
石渡紀美
大袈裟太郎
不可思議/wonderboy

こっちは20:45~です。



もっとライブしたい。いろんなところでライブしたい。
最近は何度も同じ曲歌ってるのに全然飽きないんだ。
不思議。不可思議。

会いに来てくれー!

2010年11月6日土曜日

その親子は

どこまでも透き通る
きらきらと輝く宝石のような海に
釣り糸を垂らしている。

ゆるやかな風が親子をなでている。
もう日は傾きかけていた。

「今日は釣れないね」と子どもは言う。
「そうだね」とお父さんは言う。
「なぁ、つよし」と、お父さんはふいに言った。
「おまえは海が好きか?」
「好きだよ」と子どもは言う。「お魚がいるからすき。」
「そうか、そうだよな、お魚はかわいいよな」
「お父さんは海がきらい?」
「きらいじゃないよ、好きだよ」
「ふーん」

「あのな、おまえはまだ小さいから難しいかもしれないんだけどな」とお父さんは少し間を空けてから言った。
「この海のな、ずーっとずーっと向こうにはとってもとっても大きな国があってな。たくさんたくさんの人が住んでるんだ。」
「知ってる!アメリカ!」
「うん、アメリカではない」
「うん」
「その国の人たちとは、俺たちと見た目がとても似てるんだ。肌の色や髪の毛の色はアメリカの人から見たら区別がつかないくらい似てるんだ」
「うん」
「でも、話す言葉や書く文字も違うし、考え方も違うんだ」
「うん」
「それでな、その大きな国と俺たちが住んでる島の間には、誰も住んでいない小さな島が一つあるんだ」
「うん」
「ちょうど真ん中くらいにあるんだ」
「うん」
「どっちのものだと思う?」
「う~ん」
「じゃあさ、今釣りをしているこの海はだれのものかわかる?」
「う~ん」
「つよしのか?」
「ううん、こんなにたくさん持てないよ!」
「じゃああの、向こうに生えてる木はつよしのか?」
「違うよ!僕のじゃないよ、僕よりおっきいし!」
「そうだよなぁ、お父さんでも持てないなぁ」

親子は釣りをほったらかしにして、空を眺めていた。

「お父さんにあの雲あげるー。」
「いいの?じゃあつよしにはあの雲あげるー。」
「ぎゃー!変なかたちすぎる!ギャハハハハ!」
「なぁこの空は誰のものだと思う?」
「わかんないっ!」
「アッハハハわかんないよなー、お父さんもわかんないや」

そのときだった。

「あ!お父さん、引いてるよ!」



それからしばらくして戦争が起きました
たくさんの人が死にました
政治家は言いました
「確認中です」
僕たちはどんどん死んで
その動画がたくさんYouTubeに上がって
それをいちはやくテレビは放送して
専門家が何度もそれを検証しました
「どんな印象を受けましたか?」

詩人も
ラッパーも
バンドマンも
みんな
反戦の歌をうたいました
うたったあとはみんな
ガンジャを吸って
セックスをして
YouTubeを見ました
「確認中です」
政治家は言いました
「どんな印象を受けましたか」
アナウンサーは聞きました
「じっくり検証する必要があると思います」
専門家は言いました
「STOP THE WAR」
ロックンローラーは言いました
「支えてくれた家族に感謝」
ラッパーが言いました
「もっと思想を持つべきだ」
詩人が言いました
「もう二度とこんなことが起こらないようにしましょう」
先生が言いました
「戦争とかマジやばくねー」
女子高生が言いました






すっかり日は暮れていた。

「お父さん、今日は釣れたの一ぴきだったね~ゆうごはん足りるかなぁ?」
「おまえなぁ、こないだもそう言ってごはんおかわりしたのに残したろー」
「う~ん…」
「大丈夫、足りるから。きっと足りる。」

そのときのお父さんの顔は、いつになく、とても厳しく見えました。

おわり。

2010年10月31日日曜日

どんなに俺らが会いたくたって

あんたの住所は定かじゃないし
ましてや俺らは貞子じゃない

どうか会いに来てくれ!

というわけでLive情報更新です。

11月はアルバムを詰めないとヤバい、と言われ
確かに!
と言っても自分ではトラッカーをせかすことぐらいしかできないので
申し訳ない。

きのうは軍艦島に妹と妹の彼氏、MOROHAのMCアフロとblogを観て来てくれた女の子、軍艦島のスタッフとお客さんを前にライブ。楽しかった。ありがとう。

お客さんは少なかったことは僕の実力不足でいいわけできないな!
もっと軍艦島に貢献したい。
でもあの距離感は好きです。
MCアフロと朝まで飲む。嬉しいね。アフロがやたらRADWINPSを推すので
聴いてみたら「おしゃかさま」めちゃくちゃカッコいいね。


♪NEW!!
■2010.11.21(Sun)
「都市と星」@新宿8bit
またお呼ばれしました!

■2010.11.23(Tue)祝日
「まーまーま2」@東新宿 LOVE TKO
18:30Open19:00Start
前売り・予約1500円/当日1800円(ドリンク別)
【出演】
さいとういんこ
モリマサ公
石渡紀美
大袈裟太郎
不可思議/wonderboy

♪NEW!!
■2010.12.2(木)
「ことたりない/三幕」
開場19:00 開演19:30
予約¥2500 当日¥2800
(ドリンク別途)
会場:APIA40
東京都目黒区碑文谷5-6-9サンワホームズB1
TEL:03-3715-4010
http://www.apia-net.com/

ご予約はinfo@misumimizuki.comまで。

【出演】
-三角みづ紀ユニット-
三角みづ紀(詩人)
林隆史(g)
瀬戸尚幸(fretless-b)
井谷享志(ds,perc)
吉田一夫(fl)

-愚弁-
谷口和仁(うた、からだ)
狩俣道夫(Fl,Ss,Vo)
河崎純(Cb)
石塚俊明(Dr)

野村喜和夫

伊津野重美

不可思議/wonderboy


■2010.12.5(Sun)
「影踏み遊び vol.1」@名古屋・鶴舞 K・D Japon
18:00 open 18:30 start
前売予約\1500 当日\2000(D代 別途\500)
【出演】
不可思議/wonderboy (東京)
ae96 nick truly (三重)
江藤莅夏 (三重)
はゆ (三重)
Enya-Sang (名古屋)
鈴木実貴子fromうわむき葉っぱ(名古屋)
鈴木陽一レモン (名古屋)

■2010.12.18(Fri)深夜
YSWSグランドチャンピオントーナメント
@横浜BBストリート
【出場】
MOROHA
猫道
不可思議/wonderboy
etc..

♪NEW!!
■2010.12.28(Tue)
「showmanship」
@島根県隠岐島
【出演】
不可思議/wonderboy
etc..




2010年10月28日木曜日

その男、旅人につき。

このライブ30分にすべてをかけます。

2010.10.30(Sat)
@早稲田 Bar Gunkanjima
GUNKANJIMA 7周年Party
Open21:00~

入場無料。
ハロウィンということで仮装してくるとお酒が一杯無料になります。

出演:不可思議/wonderboy

出番は22:30くらいから。
僕しかライブしません。30分に命かけます。

終わったら、終電で帰るもよし、朝まで飲むもよしだと思います。
僕はたぶん、朝まで飲みます。飲もうよ!本当にお酒がいろいろあるし、美味い。

来てほしいなぁ。
空いてる人は会いに来て~。こっちからメールもするかもね!


*軍艦島へ上陸する方法*

1.高田馬場駅、早稲田口を出ます。
2.カラオケ館が見える方に歩いていきます。
3.しばらくその早稲田通りをまっすぐ歩きます。TSUTAYAが左手に見えたり、フレッシュネスバーガーが右手に見えたりします。
4.さらにしばらくまっすぐ行くと紳士服のAOKIが見えます。
5.AOKIを過ぎてちょっといくと中華料理屋みたいのがあります。
6.そのわきの階段を上って2階がGUNKANJIMA。駅から徒歩10分強。

*

このBarのオーナー、千さんとは9月の早稲田の茶箱というライブハウスで出会いました。
「どうしてもうちの店でやってほしい」と言われ
もともと軍艦島にはマイクも音源を使う機材も、ライブ用のスピーカーもなかったのに
「お前がやってくれるなら機材を揃える!」と言い出し、
きのう行ったらすべてそろっていました。

なんかさ、もうさ、そんなん。

やるしかないっしょ。

100%の力を出せるよう頑張ります。
店の規模とか、だれがどうとか、関係ないんだ。

いつも全力だけど軍艦島でのライブは自分にとって特別なものにしたいです。





2010年10月18日月曜日

新しいライブ動画がUPされました。【LIVE】銀河鉄道の夜 by 不可思議/wonderboy

【LIVE】銀河鉄道の夜 by 不可思議/wonderboy



綺麗な映像だなぁと思いました。光とかがきれいだ。

2010年10月8日金曜日

フライングする聖夜と新宿に浮かぶ軍艦島で。

なんかもう、こういう人に出会うためにライブしてるんじゃないかと思える瞬間があって
音楽関係者でも業界人でもなくていい。あなたに会いたかったんだ!

と思える出会いは最高です。





*NextLive1*

親愛なるともちゃんのイベ。

2010.10.16(Sat)
@吉祥寺フォースフロア
ともちゃん9さいまままつりミニ
「毎日がクリスマスだったら」
19:00~Open 19:30~Start
22:00Close
1500yen/1Drink付

不可思議/wonderboy
カイジ
ソフトさん
スカイブルー100
今村知晃
host
ともちゃん9さい


*NextLive2*

早稲田を第二の故郷にするために。

2010.10.30(Sat)
@早稲田 Bar Gunkanjima
GUNKANJIMA 7周年Party

不可思議/wonderboy(ライブするのは僕だけです!)
入場無料。お酒おいしい!
詳細を待て。わくわく。





ぜんぜんお客さんを選んでるとか、そういうんじゃないからね。無駄な出会いなんて一つもないです。本当に。

ぜひ会いに来てください!ライブに来てください!損はさせない自信があるんだ!

2010年10月4日月曜日

模索舎インストア

お疲れ様でしたー!



すべての出会いに感謝!

*NextLive*は再来週、吉祥寺の予感!

2010年10月2日土曜日

良い意味で、死んでる。

いろいろな人を巻き込みながら、いろいろな人に迷惑を掛けまくりながら
今、アルバムを制作しています。

「アルバムを制作しています」と実際に口に出してでもいない限り
自分の存在意義がなくなるような気がして、今日も必死にブログや日記を更新します。

僕に関わってくれているすべてのトラックメイカーに感謝。
あなたたちがいなければ僕の詩はただの青臭い中二病ポエムに過ぎません。

永遠に続くんじゃないかと思うような、「ああして欲しい、こうして欲しい」という僕の要求ラリーに付き合ってくれて本当にありがとうございます。必ずや良い作品にしましょう。

なにもかもが上手くいくような気分の時もあれば、なにもかもが一瞬で崩れてしまうんじゃないかと思うときがあって不安です。毎日、目に見えない何かと戦っているプレッシャーで、「あぁ死ぬなぁ」「死ぬわ、おれー」などとなぜかつぶやくのですが、そういう俺みたいな奴に限ってぜんぜん死なないのでしょう。

むしろ、「死ぬわ―」とか言ってっるときはだいたい充実してるときなので、まんざらでもないのでしょう。

ばか。

そう思うと生と死は割と近いものなのかもしれないな。(自分でも何を言っているのかわかりません)

最近は本当に自分のことしか考えてなくて、今日はユーリさんとジュテさんを見に行こうと思ってたのにすっかり忘れて、その時間はTSUTAYAのAVコーナーで自分の限界を越えようとしていました。思いだしたとき超後悔したからね。


さて、NextLiveのお知らせです。

2010.10.3(Sun) 
20:00~21:00
@模索舎(新宿)
イシダユーリ、不可思議/wonderboy、Paranel、hana konure、
terumasa seto、他
↑フリーイベント入場料なし。小さな本屋さん。
※マイクなし、トラックなし。地声アカペラで朗読作品をやるので
普段やってる曲は1曲もやりません。出演時間は10分ほど。

たまたま新宿いるーって人はぶらっとよってみたらいいかも。




ヒルクライム大好きー、なんてねー!

2010年9月25日土曜日

灰色の雲と雲の間にわずかに差し込む光はMusic

なんだかんだ言って、信じちゃってるもんなぁ。音楽のこと。



灰色の雲と雲の間に
わずかに差し込む光はMusic

なにもかもうまく行きそうな
気がするほどじゃない

WonderGirl,GoodMorning…

2010年9月19日日曜日

ポケモンの基本



先週あたりだったか、手が滑ってポケモンを予約してしまい

先日届いてしまい、「もしかしたら」と期待していたのだけれど

やはりポケモンだけではプレイできなかったので中古のDSを買いに行きました。

本当にお金がないので、ひたすら米を炊こうと思います。
今日の夕飯は焼きそば丼でした。

今月は、掛け布団も買わなきゃだし、同窓会参加費がやたら高いし、なんなんだ!

*

きのう、今日とレコーディングやらミックスやら。
ある1曲がどうにもならない。何べん録っても思い通りにならない。
もはや収録しないという選択肢すらちらついてくる。

あといくつか壁を越えればアルバムの全体像が見えそうな。

今日ベランダで録ってみた作品が良い感じである。



*Next Live*

2010/9.26(sun)
マシモトキヨシ(有) Vol2
茶箱@早稲田
OPEN:17:00
CLOSE:23:00
Door:\2000  1D
Flyer:\1500 1D

不可思議/wonderboyの出番は20:45~21:00 となっております。

2010年9月5日日曜日

それでも灯台を守るのであった。

しあわせについてはいつも考えている。

しあわせについてしょっちゅう考えてるってのはあんまりしあわせじゃない証拠かもしれないなぁ。

こないだ読んだ小説の中で

島で一人、伝統的な灯台をストイックに守り続けた女の人が
気がつくと周りからは狂人だと思われていることに人生の終わり近くで気づく、

というくだりがあって、最近はそのシーンばかりが脳裏をよぎります。
しあわせってなんだろう。

今日は一日かかって1曲録れなかった。超絶にストイックにやったんだけど間に合わなかったぁ。
夜になるとさすがに部屋では叫べない。

延長戦、明日に持ち越し。

忘れないうちにライブ情報を書いておきます。誰よりも自分のために。

■今後のライブ予定

2010.9.26(Sun)
マシモトキヨシ(有) Vol2
茶箱@早稲田
OPEN:17:00
CLOSE:23:00
Door:\2000  1D
Flyer:\1500 1D
↑ラッパーがたくさんでるっぽいイベント

2010.10.3(Sun) 
20:00~21:00
@模索舎(新宿)
イシダユーリ、不可思議/wonderboy、Paranel、hana konure、
terumasa seto、他
↑フリーイベント入場料なし。小さな本屋さん。
↑マイクなし、トラックなし。地声アカペラで朗読作品をやるので
普段やってる曲は1曲もやりません。出演時間は10分ほど。

2010.11.23(Tue)祝日
まーまーま2~ママは不良!
18:30Open19:00Start
前売り・予約1500円/当日1800円(ドリンク別)
@東新宿 LOVE TKO
出演:さいとういんこ、モリマサ公、石渡紀美
   不可思議/wonderboy、大袈裟太郎

2010.12.5(Sun)
タイトル「影踏み遊び vol.1」
@名古屋・鶴舞 K・D Japon
18:00 open 18:30 start
前売予約\1500 当日\2000(D代 別途\500)

*出演*
不可思議/wonderboy (東京)
ae96 nick truly (三重)
江藤莅夏 (三重)
はゆ (三重)
Enya-Sang (名古屋)
鈴木実貴子fromうわむき葉っぱ(名古屋)
鈴木陽一レモン (名古屋)

2010.12.18(Fri)深夜
YSWSグランドチャンピオントーナメント
@横浜BBストリート
…まさかのグラチャン開催らしい。


*本屋イベントフライヤー*

※右側の少年は決して体調が悪いわけではありません。

ちなみに灯台の話は最後の最後で劇的なハッピーエンドで終わるんですけどね。

まー。

2010年8月28日土曜日

地球の廻転椅子に腰かけて

今日は仕事帰りに恵比寿に寄ってCDの売上金を頂戴しに行く。

一万と五百円なり。暖かい。暖かいなぁ。

いつも2,3カ月に一度、売り切れになると、新しく納品するCDを持って恵比寿に行きますが
毎回その帰り道は気持ちがじんわりしてしまう。
ただの¥10,500じゃあないもの。血の通った、体温のあるお金だもの。

見知らぬ人の興味と関心、その先にある無限の可能性。
ちゃんと期待に応えられているだろうか。

なんだかこういう日には
おいしいものを食べてもいい気がして吉野家ではなく大戸屋へ行く。
900円くらいのハンバーグ定食を注文。おいしい。調子に乗って鳥の竜田揚げも頼んだ。



ぶっちゃけ手取り14万円/月である。



思えばバイトで一人暮らしを始めてからは、CDを買わなくなった。洋服も買わなくなったし、土日が惜しいからクラブにも行かなくなった。

(自分が出るイベントにはもちろん行くけれど)

祝日が多いと13万とか12万になる月もある。
学生の頃のアルバイトのほうが稼いでたってどういうことだー。
風邪をひいたらどうなるんだろう。もし1週間休んでしまったとしたら…その先は脳が想像を拒絶します。
生きていたい。


そういえば中学生の時の「転部すると推薦入試ぜったい落ちるんだよォ」っていうあの噂なんだったんだろ。
ノストラダムスの大予言みたいな絶対感があったけど。
2回も転部したけど県内有数の進学校に推薦で受かったな(現在フリーター/自称ポエトリーラッパー23歳)。

あとは就活中の「会社入ったら3年は辞めるな」みたいな。
あれもモーゼの十戒くらいの迫力があったけどアレなんだったんだろう。
まわりにサラリーマンじゃない人が多すぎて何の意味も持たないよ(現在フリーター/自称ポエトリーラッパー23歳)。



いまの自分を不憫そうに書こうと思えばいくらでも書ける。
でもさ、いいよね。別に。
いまは遠くに見える、あのゆらゆら踊る炎が本当に暖かいか確かめに行きたいからね。


明日はレコーディング、あさってはライブ。
日々は続いてく!

『都市と星』第十一回
2010年8月29日(日)19:30-23:30
at 新宿三丁目『8bit cafe』 入場料2,000円/ワンドリンク付き

[special guest] 不可思議/wonderboy

Guchon(DJ Set)
Bun
hikariyou
natant
建設中
and more…

2010年8月22日日曜日

見上げれば目を閉じた月

海の家ライブ終了!

暮れなずむ海岸で最高に気持ち良いライブができました。

今日出会った人たちと、また出会えますように。







*SETLIST*
1.もしもこの世に言葉がなければ
2.銀河鉄道の夜
3.未知との遭遇
4.Pellicule
5.いつか来るその日のために

2010年8月21日土曜日

明日海の家でライブします。

あした急遽、とても悩んだのですが海の家でライブします。

もし海行きたい人がいれば来たらいいんじゃないかと思います。

海家
umiie 2010.08.22
 

日時:08/22(sun)
時間:Open 13:00 - Close 23:00
場所:逗子海岸 海の家「YUKUIDO
最寄:JR横須賀線 湘南新宿ライン 「逗子」駅|京浜急行線「新逗子」駅
入場:¥500-
手づくりもてなし料理 付

かなりゆるいイベントだと思うのでついでにライブでも見るか的な勢いだと思います。
出番は「夜」だそうです。。

今週末はレコーディングはお休みだ。にゅん。

2010年8月15日日曜日

銀河帝国に思いをはせる修行僧

遥か未来、銀河帝国の崩壊によって地球に帰還することを余儀なくされた人類は、誕生・死さえも完全管理する脅威の都市ダイアスパーを建造、安住の地と定めた。住民は都市の外に出ることを極度に恐れていたが、ただひとりアルヴィンだけは、未知の世界への憧れを抱き続けていた。そして、ついに彼が都市の外へ、真実を求める扉を開いたとき、世界は…。


と、SF小説アーサー・C・クラーク著「都市と星」のあらすじを丸写ししてみました。

再来週、同名のイベントに出ます。



『都市と星』第十一回
2010年8月29日(日)19:30-23:30
at 新宿三丁目『8bit cafe』 入場料2,000円/ワンドリンク付き

[special guest] 不可思議/wonderboy

Guchon(DJ Set)
Bun
hikariyou
natant
建設中
and more…

フライヤーがカッコいいのと、箱がとても可愛いので楽しみです。

どんなイベントかはわかりませんが
普段はチップチューンやブレイクビーツがかかるDJイベントらしいです。
わくわくしたい方はいらしてみては。DJイベント好きです。なんだかんだ最近はライブ月2本だなぁ。


「ちっぷちゅーん?」(上目使いで音楽に詳しそうな男子に聞くとモテそうな女子ワード/2010夏)


*

週5で朝から晩まで働いて、土日は、夏だというのにフェスにも海にも祭りにも花火大会にも行かず
波形と格闘するか、ライブの準備をしている、まるで修行僧みたいな生活だ!

果たして辿り着く先に花は咲いているのか、ワンダーボーイの運命やいかに、続きはまた来週!

2010年8月8日日曜日

こんな世の中じゃポイズンじゃん。



僕には幸い今月も立つステージがあるので、なんとかなっている気がする。

今年の特に今年の夏の、僕の、人と上手く話せないっぷりは史上最悪なレベルに達していて、猛暑よりも問題視してるから、なにかどこでもいいから歌うというかラップする場所があるのは本当にすくいだと思います。

ありがとう、僕をステージに立たせてくれる主催者のかたがた。たとえ月に一本だろうと(たいてい月に一本あるかないかであーる)、どんなイベントであろうと、お客さんが多かろうと少なかろうと、なんとかちゃんと人と話すことができるのはステージ、(ステージというか段差とかのない箱もあるけどね)に立ってるときだけのように最近は感じます。即興はもう二度とやりません。笑


Mido midnight vol.3
2010年8月11日
19:30 Open/20:00 Start 1500+1D

池袋3 -tri-

mido
土屋 怜
佐藤銀猫
rabbitfighter
不可思議/wonderboy

オープンマイク有り。

イベント的には詩のイベントだと思います。自分のステージには責任を持ちます。

「センゴワンドリに届くライブをする、それがアーティスト、当たり前のこと。」ってあいつが言うもん。



全国のオーガナイザーのみなさん、もし迷ってるなら俺にその仕事をください。


*

WENODで「不可思議奇譚demo.ep」が品切れ中らしいです。もはや何度目かは忘れたよ!嬉しいです!
すみません。来週中に頑張ってまた納品してきます。

LHW?ホームページでも購入できますのでよろしくお願いします。

って今チェックしたらこっちも売り切れてる!嬉しい悲鳴だっ!

すぐに納品します…。

2010年7月17日土曜日

夏を走る。

花小金井に小平から武蔵野市まで2キロちょっとの遊歩道があるのを思い出したのは金曜の勤務中のことだった。

土曜日の午後、蒸し暑さで目を覚まし、鏡に向かい、やはりがっかりする。
また吹き出物ができているのだ。ここのところずっと肌の調子が悪い。治ったと思ったそばからバトンタッチをするように次の吹き出物が現れる。調子が悪いなどと書けば格好はつくが、吹き出物というのは、レストランで出された食事の中に虫の死がいを見つける時のようななまなましさというか、絶対に無視できないリアルさを持っている。

だから、というわけでもないが走ることに決めた。先週からずっと体が走りたくてうずうずしていたのだ。肌も良くなるかもしれない。思えば一人暮らしを始める前、仕事を探す合間にときおりジムに通っていたとき以来まったく走っていなかった。

走れそうなハーパンを引っ張り出し、適当なTシャツに腕時計、家の鍵と千円札をポケットに入れ外に出る。
なかなか良い風が吹いている。18時を迎えようというのにまだ明るい。しっかりと入念なストレッチをしてから駅近くの遊歩道に向かって歩き出した。

まずはじめに目にとまったのは浴衣姿のお兄さん2人組みだった。とても似合っている。背は高くて短髪だが前髪は長い。大きなそでが細い腕をより際立たせていた。どこかで大きな祭りでもあるのだろうか。

次に目にとまったのがの中学生くらいの浴衣女子だった。明るい黄色に赤い花が描かれた年相応といった感じの意匠で、前方に友達を見つけたのか走り出し肩を叩く。友達は真っ赤な浴衣を着ていた。

これはもう祭りがあるに違いなかったが、どこであるのか、新宿で大きな花火大会でもあったか、その辺の情報には疎かったのだが、駅前に着くなり「あー」と声に出してしまった気がする。他でもない花小金井の夏祭りだったのだ。

駅前広場には行かずに遊歩道を目指す。明るいうちに走りたかった。
遊歩道に入り、適当に走り出す場所を決め、ジー・ショックのストップウォッチをスタートする。一呼吸置いてから走り出す。一瞬で世界が変わったのがわかった。

まず、すごい速さで景色が流れて行った。走るペースはゆっくりなのにもかかわらず、次々と風景を置き去りにしていくことができた。しかもそれは初めて見る風景だというのに。とても贅沢なことをしている気がした。次に気づいたのは「地面を蹴っている」という感覚だった。僕たちが生活しているのは、この地面の上であり、地球なのだと思った。そんな当たり前のことを走り出すまですっかり忘れてしまっていた。ジムのランニングマシンで走るのとはわけが違うのだ。

地球を蹴りながら走る。久しぶりに散歩に連れ出してもらった犬のように走る。着物姿のおばあさんや、学校帰りの女子高生や、祭りへ向かう家族連れを横目に走る。あらゆる風景を置き去りにして走る。方角は勘で武蔵野市方面に走った。

前方にもランナーがいた。走り慣れているのかペースが一定だった。僕はと言えば体に任せて走ってしまい、
少々ペースを上げ過ぎていた。前方のランナーが少し遊歩道を外れ、高台を走っていくのが見えた。それに倣い僕も高台へ上る。一気に景色が開けた。

夕日だ。桜並木の上を走ることができるその高台で夕日に気づいた。夕日は後ろにある。遠くに見える団地や高層マンションを真っ赤に染めていてまぶしい。風も吹いている。木が揺れるから音もする。名前の知らない鳥が飛んでいる(いや、きっと名前などはないのだろう)。こういうときに風景は嘘をつかない。ただそこにあってまどろっこしさがない。なにも押しつけてこないのですべてを受け入れようと思える。とにかく気持ちが良かった。

高台が終わり遊歩道に戻る。ジー・ショックは8分を示している。意外と走っている。老夫婦を追い抜き、10分を示したところでちょうど信号待ちになったので折り返す。合計で走るのは20分と決めていた。

20分。そういえばきのうのライブも20分だった。折り返し地点というなら、ちょうど銀河鉄道の夜を歌い終えたあたりか。
きのうのライブを回想しながら走った。妹が来ていた。音響の人が優しかった。大事なことはいつもステージで言っているはずだからここに書くことは相変わらずあまりない。

戻る道でも高台を走った。夕日は色をさらに濃くしていて、オレンジ色のグラデーションが派手さを増していたが、やはり嘘はついていなかった。夕日に向かって走ることができた。

残り2分がやたらと長い。なかなか数字が進まない。それでも歩くのだけはやめようと思っていたから、何度も時計を見る羽目になった。「ライブでいうなら最後の1バース」という言葉をなぜか何度も反芻した。

走り終えるとさすがにふらふらした。ペットボトルを片手に駅前広場まで歩くとさっきよりもさらに人でごった返していた。きっと小平や田無からも人が集まっているのだろう。こんな大きな祭りがあるとは露も知らなかった。

ちょうど和太鼓の演奏が始まるというので座って見ることにした。たくましい腕が最初のばちを振り下ろすと、一瞬観客は水を打ったように静まり、和太鼓独特の分厚い音が地面に響き、続いて拍手が沸き起こった。明らかに夏の到来を告げていた。

迫力の和太鼓演奏が終わり、立ち上がり、さて夕食を買って帰ろうかとまわりを見回したときだった。
まだ手をつなげない中学生カップル、路上にシートを引いてお酒を飲む家族たち、ギャル、露店の客引き、これほどまでに人がいるというのに僕は、

誰一人としてこの街に知り合いがいない

ということに気づいてしまったのだ。それは本当に妙な感覚だった。知らぬ間に祭りが始まり、いつの間にか夏が来ていた。僕は一体どこに住んでいるのだろうというか、いや花小金井に住んでいるのは確かなのだけれど、それはどこまでも不確かでつかみどころのない事実だった。

家に帰ってからも、どこか遠くで和太鼓や花火の音が鳴っていた。もう誰とも約束はなかった。予定も一つもない。今こうして今日のことを日記に書いている。23回目の夏が来たのだ。



2010年7月12日月曜日

ライブの告知

ライブの告知です。
ヒップホップのイベントなので好きな人は来たら良いと思います。

*以下イベント詳細*

STOMACHACHE vol.5

2010/7/16(fri)@吉祥寺WARP
start 24:00
\2000/1D w/f\1500/1D

GUEST
Round Table Recordings
(hisomi-TNP.Ni-Yang.Shinya-cunel.Takashige Makoto)
http://www.myspace.com/hisomitnp
http://www.myspace.com/rtrecniyang

CAST
Mori&Agarui+DJ BeatProxy
http://www.myspace.com/3000worlds
MUZONO
http://www.myspace.com/muzono
DJ omoplatta
http://www.myspace.com/djomoplatta
Roodiments
http://www.myspace.com/roodiments
不可思議/wonderboy
http://www.myspace.com/fukashigiwonder
前里慎太郎
http://www.myspace.com/mmkmknlknn
Z.I.O-RAMA
http://www.myspace.com/ziorama
Mt.Fuji
MUSSHU

VJ
de-sheevo

展示
念形師 家元 須永健太郎
http://www.myspace.com/iemotomaster

画像提示でもw/f価格になります。

タイムテーブル

12:00~1:00 mt.fuji(60)

1:00~1:10 z.i.o-rama(10)

1:10~1:30 agarui&mori+DJ beatproxy(20)

1:30~1:50  前里慎太郎(20)

1:50~2:20 DJ omoplatta(30)

2:20~2:40 Roodiments(20)

2:40~3:00 不可思議/wonderboy(20)

3:00~3:20 muzono(20)

3:20~3:50 RTR(30)

3:50~last musshu(70)

2010年7月7日水曜日

LOW HIGH WHO?ホームページにて販売開始しました。

僕の6曲入りのデモイーピー『不可思議奇譚demo.ep』が、LOW HIGH WHO?ホームページにて取り扱いが開始しました。

よって、もう僕と直にメールやメッセージのやり取りをせずとも
数クリックでお買い上げ頂けるということです。

しかもLOW HIGH WHO?ホームページからお買い上げ頂きますと、今ならなんと
「人殺しのカクテル」のremixと「銀河鉄道の夜」remixの2曲が別CDRで付いてきます。
お値段はもちろん500円!牛丼一杯よりは高い!あ、でも牛角食堂の牛丼よりは…
って自分のCDの価値がよくわからなくなるので、値段はまぁいいとして

デモでしかやれないことをやっておりますので、この機会に気になってた人がいましたら
お買い求めくださいませ。

*以下商品詳細*

『不可思議奇譚demo.ep』不可思議/wonderboy 500円

1.talk about Spoken Words
2.所信表明演説
3.人殺しのカクテル
4.タマトギ
5.銀河鉄道の夜
6.世界征服やめた

別CDR
1.人殺しのカクテル EeMu Remix
2.銀河鉄道の夜 Paranel Remix


<作品紹介>
はるか昔、南方の島々を旅する旅人が魂を研ぐ老人に出会う―「タマトギ」、殺してしまった愛人の幽霊とセックスする―「人殺しのカクテル」、銀河鉄道のレールを作る仕事についた男とその帰りを待つ女の手紙のやり取りを描いた―「銀河鉄道の夜」、相対性理論の『バーモント・キッス』の上で喪失と諦めを叫ぶ―「世界征服やめた」など力作を収録。また葛藤を力強いリリックにした1曲目―「talk about Spoken Words」や、「所信表明演説」も必聴。

レビューも載せておこう。

日本語ラップのレビューブログ「音と言葉」
⇒『不可思議奇譚demo.ep』レビュー

Trailarも作ってもらいました!
⇒『不可思議奇譚demo.ep』Trailarを観る。

ご注文。
⇒『不可思議奇譚demo.ep』+リミックスを注文する。

2010年7月5日月曜日

ポエトリーラップは鳴り止まないっ!

LABYRINTH LOVERS Vol.1無事終了しました!

最高でした。大事なことは全部ステージで言ったから、ここで言うことはもう感謝以外にはありません。

ありがとう。ありがとう。

MOROHAを呼んだのは他でもない自分のためでした。

キキさんも五十音さんもありがとう。

masakaneありがとう。

素敵な夜になりました。

来て頂いた方々ありがとう。

あなたのこころになにか一つでも僕らの言葉が残ってくれていれば
嬉しいです。

タマシイを言葉に込めて歌うとき
タマシイを言葉に託して歌うとき

ポエトリーラップは鳴り止まない。

ありがとう!

2010年7月2日金曜日

迷わず迷宮へ迷い込む方法

いよいよ、LABYRINTH LOVERS Vol.1(通称・ラビラバ)@東新宿・LOVE TKO があさって(7月4日日曜日)と迫っているので、迷わずに迷宮に迷い込む方法をここに記しておこうと思います。

①あなたの最寄駅からどうにかして都営地下鉄副都心線に乗り込んでください

東新宿という駅があるのでそこで降りてください。

B1出口から出てください。

④B1出口を出てすぐ左手にLOVE TKOの看板が出ています。徒歩10秒です。

いや、おれは、わたしは迷いながら辿り着きたいんだ!という人については上記の限りではありません。ご了承ください。


*


7月4日日曜日

不可思議/wonderboy主催

LABYRINTH LOVERS Vol.1
【ラビリンス・ラバーズボリュームワン】

1000円

於・東新宿LOVE TKO(都営地下鉄副都心線・東新宿駅B1出口から徒歩30秒、JR新宿駅からは徒歩15分くらい)http://www.lovetko.net/index.html

開場18:30→開演19:30 22:30頃終演予定

出演

MOROHA…アコースティックギター+Rap

キキ…詩・朗読

五十嵐五十音…自主制作アニメーション+朗読

不可思議/wonderboy…Rap

DJ masakane…音楽


答えなんて出なくていい。出口なんて見えなくていい。むしろそんな迷宮を、悪くないとすら思っている―。
不可思議/wonderboy主催のポエトリーイベント「LABYRINTH LOVERS」は必要最低限の出演者数でクオリティの高いポエトリーパフォーマンスを提供します。

チケット代1000円に届くよう精一杯ライブしますので是非とも足を運んで頂けたらと思います。
よろしくお願いします。




*Time Table*

Open
18:30~19:30 DJ masakane
Start
19:30~19:35 OpeningAct 不可思議/wonderboy
19:35~20:00 キキ
20:00~20:30 MOROHA
20:30~20:50 DJ masakane
20:50~21:30 五十嵐五十音
21:30~22:00 不可思議/wonderboy
22:00~22:30 DJ masakane

2010年6月22日火曜日

あらかじめ決められたビートのために

いよいよ、LABYRINTH LOVERS Vol.1 があと2週間と迫っているので
この辺で出演者紹介をしておこうと思うのです。



一人目

キキ…女性詩人・朗読

女性で<朗読している・声に出している>詩人と言えば(偏見をおそれず言えば)おそらくSUIKAのtotoさんしか世間一般では認知されていないと思います。

ですがもちろんのこと朗読する女性詩人は結構いて、それが単に、音源化されないだけで(音源にしたいとも思ってないひとたちが多いので)素敵な女性詩人は、実は結構います。

キキさんもそのうちの一人で、オープンマイクで見るたびに上手いなぁとは思っていた。
でも、それが「上手いなぁ」から「あれ、このひと結構すごいんじゃね」と思ったのは何カ月か前にたまたま20分だか30分だかのロングセットの朗読を観たとき。
「紙を持って詩を読む」という世界でもっともシンプルな表現でありながらも、まったく疲れないどころか、ずっと聴いていたいとすら思ったのは稀有な経験でした。
終わったときに、あぁ、終わっちゃった。と思ったから。

いや、叫ぶスタイルの人なら結構いるんだけど、静かな声で読む人ではそうそういない。
声がぶれない。
気持ちよくて眠っちゃってもいいかもしれない。そんな感じ。本人は眠られたら嫌だろうけど。


二人目

五十嵐五十音…自作アニメーション+朗読

五十嵐五十音。なんてすてきなステージネームだろう。この人よりカッコいいなまえの人を俺はまだ知らない。ネーミングの秀逸さからも想像できるように器用でハイセンスなパフォーマンスをする男です。
もともと映像関係の会社で働いているスキルをフルに生かし、自分でつくったアニメに合わせて詩を読むスタイルは唯一無二。普通のアニメのアフレコと違うのは作品の持つポエジーの含有量。
いつかのYSWSの予選で観たあの話の続編が観れるということで、きっと僕が一番楽しみにしてる。


三人目

MOROHA … アコースティックギター+ラップ

精力的なライブ活動を経て、その情熱的なライブが曽我部恵一の目にとまり、東京FMでもそのデモ音源がかかるなど、今まさに話題沸騰中の二人組。
アコースティックギター+ラップという組み合わせがこれほどまでにおいしいレシピだったなんてなんで今まで誰も気がつかなかったんだ!マイクが一本、ギターが一本、ビートはあなたの心臓音。
ただでさえ聴き心地の最高なMC AFROのポエトリーラップをUKのアコギがさらに引き立てている。チャンスを掴み、勢いに乗る彼らのアクトは必見です。今のうちにサインもらっとかないと。


四人目

不可思議/wonderboy … ラップ

かく言う僕は四人目ですが、出番が4番目とは限らないのであしからず。
自己紹介は気が引けるので、ぜひ当日、足をお運びください。
精一杯やります。



*


7月4日日曜日

不可思議/wonderboy主催

LABYRINTH LOVERS Vol.1
【ラビリンス・ラバーズボリュームワン】

1000円

於・東新宿LOVE TKO(東新宿駅B1出口から徒歩30秒、JR新宿駅からは徒歩15分くらい)http://www.lovetko.net/index.html

開場18:30→開演19:30 22:30頃終演予定

出演

MOROHA…アコースティックギター+Rap

キキ…詩・朗読

五十嵐五十音…自主制作アニメーション+朗読

不可思議/wonderboy…Rap

DJ masakane…音楽


答えなんて出なくていい。出口なんて見えなくていい。むしろそんな迷宮を、悪くないとすら思っている―。
不可思議/wonderboy主催のポエトリーイベント「LABYRINTH LOVERS」は必要最低限の出演者数でクオリティの高いポエトリーパフォーマンスを提供します。

チケット代1000円に届くよう精一杯ライブしますので是非とも足を運んで頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

2010年6月1日火曜日

一緒に迷宮入りしよう。

お久しぶりです。不可思議/wonderboyです。

いや、こないだガチなヒップホップイベントに遊びに行ったんですよ。
そしたらヒップホップが好きだ!なんだかわかんないけどヒップホップが好きだ!って上半身裸で連呼するラッパーがいらっしゃって、それはそれはもう熱くて良いライブだったんです。

で、そのあと自分はどうかなぁ、と思って考えてみたんですけど
どう考えてもヒップホップを好きとか嫌いとかでラップやってないなぁ。
ていうかよく考えたらヒップホップのことをよく知らない。
普段あんまヒップホップ聴いてないというか、いや人並みには聴いてるんですけど
相対性理論の方が好きです。
こんなことを言うとヒップホッパーからは嫌われるかもしれないんですけど、やっぱりそうなんですよ。
そんなのリアルじゃない、とか言われるかもしれないけどラッパーの「リアル」だとか「オリジナル」なんて言葉は一生信じない。



だから、僕はあらゆる言語表現の中からラップってものを選んでしまって非常に苦しんでいます。
毎朝あー、なんで頑張っちゃってるんだろうと頭を抱えます。毎朝です。
だって俺の代わりなんてはいて捨てるほどいるじゃないですか。
俺なんかがやんなくたって素敵なラップをする人なんてたくさんいるじゃないですか。



だからなんだろう、それでもやろうと思うのは、好きとか嫌いとかじゃなくてもはや何かに囚われちゃってるからなのかもしれません。
こんなに悩んでるのにそれでもやりたいと思う気持ちはやっぱりあって
これはあれだ。迷宮(ラビリンス)ってやつだ、と思ったんです。
でも実は悩んでいて、苦しくて、出口が見えない状態ってのは決して悪いことではなくて
むしろ愛すべきことなんじゃないかって最近思うんです。

「答えが出ることよりも考える過程の方がずっと楽しい」
とはFizzくんの言葉だったか。

楽しいかどうかはわからないけど悪くないなって思う。あぁ、愛しきこの迷宮。

っつうことで前置きがだいぶ長くなりましたが(そして僕のめんどくさいヤツキャラが露呈しましたが)イベントをやります。
ここまで読んでくれた方は是非来て欲しいんです。
一緒に迷宮入りしましょう。出口がないとわかっていながら一緒に飛び込んでくれる人が何人いるのか知りたいんです。

チケット代は1000円です。損はさせません。
今回出演者は少数精鋭だけれど、ワンマンやるくらいの気持ちでやるので
是非とも7月4日のスケジュールを空けて頂けると嬉しいです。
よろしくお願いしますっ!

*

7月4日日曜日

不可思議/wonderboy主催

LABYRINTH LOVERS Vol.1
【ラビリンス・ラバーズボリュームワン】

1000円

於・東新宿LOVE TKO(東新宿駅B1出口から徒歩30秒、JR新宿駅からは徒歩15分くらい)

開場18:30→開演19:30 22:30頃終演予定

出演

MOROHA…アコースティックギター+Rap

キキ…詩・朗読

五十嵐五十音…自主制作アニメーション+朗読

不可思議/wonderboy…Rap

DJ masakane…音楽


出演者の紹介は追々していきたいと思います。
よろしくお願いします。

あ、忘れてた!フライヤー自分で作りました!これだけは言い続けるから!
「それ、もう聞いたよ」って言われても頬を赤らめて言い続けるから!
もうフライヤー作るのが楽しくて楽しくて、フライヤー作るためにイベントやりたいくらいだZE!

2010年5月20日木曜日

新曲『偽者の町』フリーダウンロード配信とMOROHA

僕が引っ越してきたのは偽物の町だった――。

ということであやしげな魔法使い集団LowHighWho?のやんごとなきホームページからやんごとなき無料配信が始まりましたので、PCをお持ちのみなさんはクールにDLお願い致します。(DEV LARGEじゃないよ!)

LHW?の長、Paranel氏のフリーダウンロードアルバムの最後の曲に参加しています。
ぜひ聴いてみてください。タダより安いものはないっ。適当な名前とメアドを入力すると落とせます。
これを機に素敵なパラネルワールドもぜひ堪能してみてください。
 
               ⇒しなやかにDLする。

なにがすごいってこの曲、ドラムを叩いているトラックメイカーのEeMuは、生まれて初めてドラムセットの前に座ったという信じがたい事実です。(スティックもその場で買ってた。)たぶん彼は「初心者でもまるわかり・ドラムの叩き方」みたいなCD-Rを体内にインストールしていたんじゃないかな。それか魔法使い。
pianoもコーラスもみんな即興だし、みんなどこでそのCD-R買ってるの?





以下詳細。


失_ロ / Paranel

Paranelの制作中のアルバム「旅人たちのホテル」の序章アルバム「喪失プロトタイプ」の続編。人から人へと旅をし、ハンドレコーダーを片手に断片を切り取る。Paranel Bandによる「失_ロ(ウシナロ)」期間限定無料配信。
(Folk / Pop / Poem)

Piano by Solvents and orbits
Drum by EeMu
Per by 黒山羊

01.ノスタルジーの葬列
02.名前が無い 
03.とある公園、真夜中 
04.賤の苧環 
05.長尾日和の可視 
06.野良女の生涯
07.偽者の町 (朗読 by 不可思議/wonderboy)


*





MOROHAについて。

僕は可愛そうなほどの勘違い野郎なので、大抵のことでは「負けた!」とか思わない(思わないことにしてる)んですけど、例えば実際ブルーハーブのライブを生で観に行っても「やべー、やベー、BOSSさんやベー」とか絶対言わないし、小林大吾の音源に打ちのめされても「いや、俺にもできることはあるっ!」とか思うことにしてるんですけど。

おとといMOROHAの動画をYOUTUBEで観たときはそれはそれは衝撃で、PCの前で一人、「あー!」とか「うー!」とか奇声を発してしまい、あやうく気が狂いそうになったのです

それは何故かというと彼らは僕のやりたいと思っていたようなことをすでに完成させていたからで、焦りというか今この動画の前で僕自身の存在価値や存在そのものが薄らいでいくような感覚に陥ったんだと思う。

次の日には彼らのライブに足を運んでデモCDを交換しました。

きっと彼らは誰かを待つことはしないし、先に行ってしまうだろうからその前に一緒になにかしたい。
いや、きっとするのだけれど。とにかく彼らが遠くに行ってしまう前に、サインでももらっとくかな。

⇒覚悟を決めた上でMOROHAのLive映像を観る。

2010年5月16日日曜日

LowHighWho?と炊飯器

「土曜日に一緒に曲を作りたいから、言葉を少し構築しておいてほしい。テーマは喪失で。」
と言う旨のメールがLowHighWho?の代表・ネル氏から来たのが木曜日でしたので。

これは誰がどう見ても無茶ぶりだし、試されている!書けなければきっとクビなのだと恐れおののきながら
金曜の夜に書きあげたリリック50小節。ワンダーはやればできる子であーる。

良い曲ができたのでぜひ聴いてほしいです。

フリーダウンロード配信をしばし待たれよ!

話は変わり実家に炊飯器を取りに行ったのだけれど
懐かしくてノスタルジック、切なくってセンチメンタル、焼き鳥屋はAコープの前だし、レストランはココス、薬局はバイゴーだった。

炊飯器の中にはお母さんがお米もたくさん入れてくれていた。
あまり長く居ると泣きだしそうだから、できるだけ目を合わせずにそそくさと持って帰る。

あぁ、この重さは命そのもの。

夕日に染まる茶畑が涙でよく見えない!

なんてね。

ぜんぶほんとのことばかりで世界が満ちるのでした。



いまのところ、月は一つだ。

2010年5月9日日曜日

ハロー、ハロー

元気ですか?みなさん。
しばらくぶりです。

僕と言えばとりわけ進展と呼べる進展は
その後ありませんが

新曲が1曲だけできましたよ。

1,2カ月に1曲できるかどうかの僕にとっては
大きな一歩なのか、どうなのか。

「新作」ではなく堂々と「新曲」と呼べるのはオリジナルトラックだからで
しかも結構良い感じです。「世界征服やめた」の続編みたいなやつです。

解禁は来年くらいですかね。おせー。

ライブではやるつもりですが
音源としては大事な切り札として引き出しにしまっておきます。

まぁ誰もそんなこと気にしてないとは思うけどネッ!



っつーかライブしてないですね。

一か月以上もしてない。

さすがに身にこたえてきますので
誰か心の優しいイベンタ―さんはぜひお声をかけてください。

そうそう、今日はWENODさんに
またまた納品して参りました。

コンピもデモイーピーも売り切れ御免でしたので!
どちらも3回目の売り切れですので5回目の納品であります。

いつか「言葉がなければ可能性はない」御殿を花小金井に建てよう。

冗談はいいとして、

どこかでだれかの名盤になってればいいなぁと思ってます。

あー、明日は仕事です。

相変わらず業務日報ばりのおもしろくない日記ですね。

ばーい。

2010年4月18日日曜日

計算なんかしたくないのに

計算してしまう。

どうしたら生活できるか。

どうしたらあの人みたくなれるか。

どうしたら辿り着けるか。

辿り着いた場所に花は咲いているのか。


計算。段取り。実行。反省。また計算。

計る、図る、測る、諮る、謀る…とたくさん【ハカル】

という漢字があるのは
それだけ「はかる」と言う行為を
人間が重要視していたことにほかならず

それは人間の生活そのものだからで
はかる=生きるということでもある。

と大学の授業で習ったのを思いだした。

だいじょうぶ、「進むべき道は必ずある」と言い聞かせる。


喫茶店の名前が「映画館」って、そば屋の名前が「カレー屋さん」くらい反則だと思った。

女性3人が主催の朗読イベントを見に行った。
気持ちよかった。3人とも安定感抜群で。それぞれの味がありつつ、一本の線で共通している。
特に中でも初めてちゃんと聴いたキキさんは朗読上手いな、ほんと。

女性の詩の朗読ってストリップよりもその人が裸になる感じがする。(そういう目で見てんのかエロガッパ!って言われそうだけど)でもそういう官能的な要素あんじゃないかな。詩の朗読って。

朗読イベントに行くと必ずと言っていいほどエレクトロニカが聴けるのも嬉しい。
エレクトロニカとポエトリーリーディングは、あんぱんと牛乳くらい相性がいいのであーる。
とてもおいしい。


とても重厚な荷物が届く。

さて、ゆっくり聴くとしよう。

2010年4月7日水曜日

大事なご報告。

泣く子も黙る、相対性理論の歌詞力。
そっこー買いに行きました。

びびっちゃうよ、あんなの聴いたら。

結んだ赤い糸の先を 教えて
ジャンヌダルクも知らない 知らない 未来 
      ―「(恋は)百年戦争」


「マイハートハードピンチ」もお気に入り。

あいうえおっと
かきくけこれは
おかしなことになりそうだ
さしすせそうよ
たちつてとめて
私のハートちょっとピンチ
      ―「マイハートハードピンチ」



こんな歌詞を今作『シンクロニシティーン』では
ベースの真部さんだけでなくみんなでやってるみたいで
それも驚きの実がなる桃の木です。

「(恋は)百年戦争」はギターの人が作詞だし。

どんだけレベル高い作詞集団じゃ。ティカ・αさんも調子良いし。

素敵なメロディで読むポエトリーリーディングみたいだ。
いや、きっとそれを歌というのだけれど。

メロディを失くした僕らは何をすればいいのか。
韻でも踏むか…。ちぇ。

前置きが長くなりましたが、代表のParanelさんにお声掛けいただき
以前からひそかに憧れていたインディーレーベル「LOW HIGH WHO?」

に所属することになりました。
どうぞよろしく。

「所属したから、だからどうした」ってゆうか別に、それで僕がすごい人になるわけでも
なんでもないのですが、かなり実際的な部分でレーベルさんと楽しいことができそうなので
それがわくわくなのです。

今年中になにかアルバム作りたいな。

「作りたい」と声に出してみたところで、それが以前よりはぐっと現実味を帯びるという点で
やっぱり僕は嬉しいのであります。

以上、漫画喫茶マンボーから報告でした。

2010年4月3日土曜日

接触

狐火さんと接触。
デモをお渡しする。

明日が引っ越しのためリハだけ見学させてもらって終電で帰るという奇天烈っぷり。

30分ほどしか居れなかったもののかなり良い体験をさせてもらった。

吉祥寺ワープという箱はかなりでかく感じた。ラウンジだけですでにバー・サザナミくらいある。
太めの服にキャップ率高し。それでも出演者はポエトリーラッパーが多いから少ないほうなのか。メインフロアにはステージがある。当たり前だ。でも僕にとっては全然当たり前じゃない。ステージも音もでかい。すでにキャンドルさんのリハが始まっていて耳を澄ませる。次に狐火さんのリハ。次が田我流。

うん。なんだろ。

とても複雑な気持ちになって、今のところその正体は不明。

どの出演者もアングラシーンではかなり有名な方々で立場的にはとても憧れてる。
良いなぁ、そのポジション。

今リハをしている彼らと僕は何が違うんだろう、と100回くらい考える。そういうふうに考えながらも彼らとは、あぁ、まったく違うんだなぁ、とも考えて(努力がどうとか差し引いても)。
だってものすごく異文化体験に思えたから。
僕と彼らの間には、何一つ、共通点がないようにすら思えた。

僕が帰った後、たくさんのヘッズがあの広いフロアを埋めたことだろう。なんたってMeisoさんも出るわけだし。

みんなヒップホップをしに来てて、ヒップホップを体現するためにラップをしたり、DJをしたりするんだ。
狐火さんは「J‐RAPの居場所はどこだ」って歌ってて、田我流の人は「ジャニーズもいまやラップするし、カラオケでもみんなラップで…」みたいなことをラップしていて、みんなヒップホップが好きでラップしてるんだよなぁ。

なんかそれはとても当たり前なのに僕にはきっとそういうことはできないし、それはもうしかたない。

だって僕がパフォーマンスとして、表現の極みとして憧れて、見てて震えて、痺れるのは暗闇の中、全裸で叫ぶ今村知晃だし、そう考えるともう、ある意味どうしようもないのかもな。

2010年3月27日土曜日

まみむめも。

「あたし、さくら。」


「あたしはハナニラ。」


まみむめももんがー。

2010年3月19日金曜日

転職しました。

システムエンジニアをわずか10カ月で辞め、音楽業界に。

ゆうてもハケン社員で、時給ですが。

SEとして10カ月働いて学んだIT技術は、主に、
ショートカットキー(というものがあるということを知ったこと)です。

これから2年半だけ某レコード会社で雑務をやるのですが、毎日ぱねぇあわただしさです。
10カ月のSE経験を生かし、がんがんショートカットキー(主にコピーと切り取り)を駆使していこうと思います。

いや~、もっとラップとかポエトリーとか、頑張りたいです。

ライブの告知です。

先にセットリストを公開しておくので聴きたい人がいましたら
ぜひご一報ください。

セットリスト(やる予定の曲)

1.銀河鉄道の夜
2.所信表明演説
3.もしもこの世に言葉がなければ
4.世界征服やめた

出番は早くて、23:45~なので朝まで居れないって人は終電前にぶらっと寄るのも◎ですよ。
どうぞよろしく。

とりっぷ~現実と理想との葛藤~
3/26(Fri)@shibuya underbar
22:00~5:00
entrance:2000円/1drink(ゲスト…1500円/1drink)

music→PSY・トランス・テクノ・アブストラクト・HIP HOP・ダブ・エレクトロニカ・お~でぃお あくてぃぶ

guest→DJ…DJ ???・ko-umehara

guestlive→マウンテンズ・不可思議/wonderboy・スワンプランズ

2010年3月10日水曜日

生活維持省、宿命、宣伝の時代 

星新一のショートショートシリーズのアニメーション群が素晴らし過ぎるので貼っておきます。

冬の寒い日に家でじっとしているときにはうってつけです。

『生活維持省』
http://www.youtube.com/watch?v=v3j1l_3ku-s
『宿命』
http://www.youtube.com/watch?v=lYHhgd3fak0
『宣伝の時代』
http://www.youtube.com/watch?v=a1TEESQ3HMs


いろんなことがうまくいきますように。

2010年3月8日月曜日

はなしっぱなし、のうひん、こくち

今日mixiでCDのご注文を頂いたお客さんから「WENODに見つかりませんでした」との報告を受け、それはぱねぇ事態だと思い、電話で確認したところ売り切れていたようで、ご迷惑をおかけした人もいたかも知れませぬ。すみません。でも売れているということは良いことで嬉しいです。

また納品してきましたので何とぞ『不可思議奇譚demo.ep』等々よろしく申し上げ奉り候。
帰りに売り上げ金のご褒美で欲しかった漫画を購入。


五十嵐大介を骨までしゃぶってやろうかと企んでおります。新作SARUはまだ買えないのである。欲しがりません、職にありつけるまでは!だぁっつ!


ライブ情報です。やんごとなきなまえのイベントに出ます。
良いイベントですよ~。

とりっぷ~現実と理想との葛藤~
3/26(Fri)@shibuya underbar
22:00~5:00
entrance:2000円/1drink(ゲスト…1500円/1drink)

music→PSY・トランス・テクノ・アブストラクト・HIP HOP・ダブ・エレクトロニカ・お~でぃお あくてぃぶ

guest→DJ…DJ ???・ko-umehara

guestlive→マウンテンズ・不可思議/wonderboy・スワンプランズ

出番は早くて、24時前みたいです。どうぞよろしく。

2010年3月6日土曜日

YouTubeに新作上げたので

もしよかったら見てあげてください。言葉が喜びます。
今は塗り絵をするしか方法はないのです。

『風よ吹け』
http://www.youtube.com/watch?v=T98YMAX8KLo
どうぞ、よろしく。

雨だなぁ。

2010年3月5日金曜日

世界が消えてしまうほどに 世界を折りたたんだから

今なら聴こえるだろう その文字が (大野まどか「雪景」)


(上は大野まどかさんのCD。聴きまくっている。)


人と直接話すのも好きだけど、mixiもblogも好きな
アクティブな引きこもり、ワンダーボーイです。

このたびmixiからblogへ日記はお引越しです。
コメント返せなかった方、すみませんでした。


今日は写真を撮りまくる。

すべてはblogのために。

生き方が本末転倒している!


はためく洗濯物!美しいなお前ら、その調子!


うちのネコ。なまえは「くらやみ」というだけあって
写真に撮るともう、ただの黒いかたまりにしか見えません。
基本的にペットとしての自覚が足りない。


水たまりに映る空。こういうのを撮るときって結構恥ずかしい。


今日はレコーディング日和です。アクティブに引きこもる!

早く仕事が決まりますように(切実)。

2010年3月1日月曜日

針を縫うように



言葉やメロディを紡ぐのです。

あなたとあなた、わたしとわたし。

東京にはすごいひとがたくさんいて今日もどこかで

素敵なうたをうたいます。

くまのぬいぐるみをくまのぬいぐるみたらしめているものは

針で縫われた糸。

ライブをライブたらしめているものは

言葉やメロディで

それはにんげんとにんげんを紡ぐ糸。

カラフルで、かつ、力づよい糸で縫いあげるイベントは

昨晩、たった1000円でした。

大野まどかさんのピアノ弾き語りに魅了された。

いつか競演したいので、不可思議奇譚demo.epを送ろう。

俄然やる気が出る。

3/2(火)はライブだ。

それぞれみんな30分のロングセットなので、おなかいっぱいになれるはず!

僕は、定番の曲から最近の新作を2,3曲、普段はめったにやらない曲もやるつもりであります!


お勧めです。

******

イシダユーリ主催
「お客さん20人こなかったらこれっきり」
3月2日(火) 吉祥寺フォースフロア  http://fourthfloor.sub.jp/
19:00/19:30 1500円(1drink付)
不可思議/wonderboy
今村知晃
飯田華子
馬野ミキ
イシダユーリ


以下はユーリさんの勝手なイメージによる出演者紹介

ナイーブなアンダースロー「不可思議/wonderboy」
http://hukashigi.blogspot.com/

でかいチワワの腰つき「今村知晃」
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/prof-imamu.htm

いちばんきれいなのはぬれせんべい「飯田華子」
http://blog.livedoor.jp/akachan1104/

ボウリング場が海みたいにキラキラ「馬野ミキ」
http://d.hatena.ne.jp/mikiyamato/

だいたいが見切り発信「イシダユーリ」
http://www.k5.dion.ne.jp/~cream08/


ラップに朗読、紙芝居、弾き語り!!

******

2010年2月28日日曜日

きみ(能動的3年間)

女は言った。「Hit!ランキングの命は短い」
女は言った。「衝動的洗脳だけども3年経ったら早くも懐メロ」
君は思わず砂時計を逆さにする。時間が滑り落ちていく。
カサカサの手のひらはもう言い訳をしない。
君はもう、しっかりとそれを握りしめている。

オナニーで痙攣する。

人生はもはやポエムだから
余白とか空白とかを恐れずに自由に書きなぐってやればいい。
誰よりも気持ちのいいオナニーをして
セックスよりも気持ちの良いオナニーで
飛び散った精子で周りに迷惑をかけてでも
手にしたい快楽がある。

真実ってやつがこの世にない限り
君は君を証明し続けることができる。
数式も、専門用語も使わずにだ。
それは凄いことだぜ?
論理的でないことを恐れる必要なんかない。

自由ってやつが
いかに醜くて、稚拙で、ダサくて、不自由かってことを
ぜんぶわかった上で挑むスカイダイビング。

余裕で死ねる。

人生はもはやロングストロークのオナニーだから
やり方次第で誰よりも気持ち良く果てる。
与えようなんて思うな。
交わろうなんて思うな。
自分で気持ち良くなれないやつが誰かを気持ちよくできるはずなんて無いんだから。

セックスを超えるオナニーで
デッサンを凌ぐ塗り絵で
具象より明らかな抽象で
プロフェッショナルを圧倒するアマチュアリズムで

撃て。

2010年2月25日木曜日

NHK・BSのオリンピックダイジェストでの一コマ

男の人「カーリングではスウィープ!スウィープ!と言って氷をこすっていますが、あれは一試合でどのくらいの距離をこすっているかご存知ですか?」

女の人「え、いやー、一試合が2,3時間ありますからね~、結構こすってそうですよねぇ…う~ん…1キロくらい?」

男の人「正解は……2キロですっ!」

女の人「お、おー。」

2010年2月18日木曜日

MIRACLE EYES

今ちょうど、国母選手がハーフパイプの決勝で転倒しました。

ぐすん。。

いつもはダイジェストだけ観て興奮するのだけれど、多分俺がたまたまリアルタイムで観たせいだと思います。

ほら、俺の視線って結構ドキドキさせるじゃん?

うん。

まぁ、いいか。

****ライブのお知らせです****

イシダユーリ主催
「お客さん20人こなかったらこれっきり」
3月2日(火) 吉祥寺フォースフロア  http://fourthfloor.sub.jp/
19:00/19:30 1500円(1drink付)
不可思議/wonderboy
今村知晃
飯田華子
馬野ミキ
イシダユーリ


以下はユーリさんの勝手なイメージによる出演者紹介

ナイーブなアンダースロー「不可思議/wonderboy」
http://hukashigi.blogspot.com/

でかいチワワの腰つき「今村知晃」
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/prof-imamu.htm

いちばんきれいなのはぬれせんべい「飯田華子」
http://blog.livedoor.jp/akachan1104/

ボウリング場が海みたいにキラキラ「馬野ミキ」
http://d.hatena.ne.jp/mikiyamato/

だいたいが見切り発信「イシダユーリ」
http://www.k5.dion.ne.jp/~cream08/


***


うん、これは来てほしいなぁ。

ユーリさんと今村さんは朗読で
飯田華子ちゃんは紙芝居で
馬野ミキさんはフィッシュマンズのような天使な弾き語りで
俺はラップです、YO!YO!

2010年2月11日木曜日

曲をブログにアップする試み

ほんとはいつも通りYouTubeに上げようかと思ってたのですが、今回ものすごく音が劣化するのでこういう形をとりました。

「新曲」というには恐れ多くてはばかられる。なぜならトラックがいつも通りアレな感じだからで、
だから僕は「新作」と言うことにしておきます。
さらにアレな感じのトラックが今回はネットで落とした(録音した)のですが出処が不明でありまして、いくら調べても誰が作曲したものかわからないという…。誰か知っていたら教えてください。
ですので僕のリリックを楽しんでいただければ幸いです。
もし誰かに怒られたら、すぐに消そうかな。

そんなこんなで、トラックの音があんま良くないというかあまり出せない&ミックスが相変わらず素人なのは勘弁ください。ミックスのアドバイスしてくれる人よろしくお願いします。

☆ヘッドホン推奨☆

[VOON] もしもこの世に言葉がなければ

2010年2月4日木曜日

今読んでる本


どっちもペンギン!キター!(←使ってみた)
左:『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ著
右:『ひとり暮らし』谷川俊太郎著

どっちもかなりおもしろい。『ペンギンの憂鬱』はウクライナの鬱病のペンギンと暮らす売れない小説家の話で
『ひとり暮らし』は俊ちゃんのエッセイ集です。

昨晩、わざわざ僕を観にライブに来てくれた人、ありがとうございました。
新曲『もしもこの世に言葉がなければ』は上手くやれた感がありましたが『銀河鉄道の夜』が…
あれはモンスターですね。笑 

大島健夫さんありがとうございました。

2010年2月2日火曜日

写真とまゆ毛、ライブの告知

雪が3センチ積もるだけで、世界は劇的に変わる。

こういう日でさえ写真を撮っていませんので
世界が劇的に変わったかどうか、証拠不十分で敗訴ストリップしかねませんが、どうにも写真を撮るクセがつかないのは、いたしかたないことです。

空間を切り取ることに対して興味が薄い。
旅先ではよく撮るけども日常ではほとんどケータイでもシャッターを切らない。

写真を撮ったくらいで「見た」気になってはいけないなんて少しも思ってはいないのに。
むしろ撮りたいのに!
まぁそれはそうと、クセを付けることよりはるかに難しいのが、クセを直すことで、

相変わらずまゆ毛を触るのが治りません。(「タッチングまゆ毛」と名付けている。)

主に机に向かって考えながら書きものをしているときによくこの症状が現れ、学生時代は
受験期やテスト期間中は、片方のまゆ毛だけが薄いどころかほぼ無い、くらいまで一心不乱に
右のまゆ毛を愛撫しておりました。(「まゆ毛がなくなる」ということからしてどのくらいの勢いでタッチングしているかは読者の想像にかたくないと思われます。)

こないだほとんど知り合いのいないクラブに行ったときなどにも発作的かつ断続的に
触り続けていましたので、このクセの発動条件は上記の限りではないようです。

これは一体どういった心理の表れなのか、このブログを見ている全国の心理学者、並びにまゆ毛の専門家の方(タッチングまゆ毛専門の方だとなお良し)は早急に御一報頂けると助かります。

*ちなみに、まゆ毛を触っているときのその指触りはこの世のどんな比喩を使っても例えることが難しいほどの快感であります。強いて言うなら「破壊と再生」。毛並みに逆らいながら、よわよわしくも繊細な一本一本をクシャクシャと破壊していくあの背徳感と言ったら!

詩人やポエトリーラッパーにとってのまゆ毛は芸能人でいうところの歯ぐらい重要な部位でありますから 事態は深刻と見た方が賢明だと思っていますが、

明日はどうにかライブができるまでにはまゆ毛は生えそろっております。

○以下詳細○

2/3Wed, Poe‐Tri Vol.20@池袋3‐tri
http://ikebukuro3-tri.com/access.html
door:1500yen+1drink
Open:20:00 Start:20:30
guestlive: 服部剛,不可思議/wonderboy,福田理恵
host:大島健夫
☆オープンマイク有り☆

新曲をやりますので良かったら来てください。




2010年1月30日土曜日

旅は道連れ

blogやミクシーの日記でいちいち補完したり振り返ったりしなくたって

現実世界はしっかり進んでいて、向上心のある人はちゃんと成長している。

それをひしひし感じたのが昨晩のイベントで昔バックDJをやってくれていた後輩が主催のイベントした。

人のこと成長しているかどうかなんて偉そうなことはとても言えないけど、とても感心してしまって

自分自身とてもモチベーションがあがりました。

まだまだ俺にだってできることあるはず!

3月はこのとりっぷ~旅~でライブさせて頂きます。



ヌチグスイの超絶アサラトジャム

bedrumの迫力サンプラージャム



なにより主催のDJmasakaneのプレイが最高でした。

主催者のプレイが一番客をロックするっていうのはすごいことだ。

踊り過ぎで首が痛い。

2010年1月23日土曜日

結局

買ってしまった。




間々田優のアルバム「予感」と「嘘と夢と何か」。


きっかけはこの動画。「アイドル」。
http://www.youtube.com/watch?v=-uFVYBComLI

やっぱり好きなのは叫んでる人で

この人どうなっちゃうんだろうと心配になるくらいの表現が気持ちいい。

「嘘と夢と何か」がものすごい。


僕がこよなく尊敬している詩人で

今村知晃は朗読しながら体中に火がついて燃えたいらしい。物理的に。
イシダユーリは朗読しながら、見てる人が全員死んで、自分も死ぬのが良いらしい。

そういうのカッコいいな、なんかそういうの欲しい。

そしたら、意外とすぐ浮かんだ。

ラップしながら、タマシイそのものになりたい。借り物の体をぬけだしてむき出しになりたいな。

きのうはWENOD恵比寿店に「不可思議奇譚demo.ep」を納品しに行った。

店員さんが顔を覚えてくれたみたいで嬉しい。

半年かかって10枚売れた。OUT OF STOCK。売上の3500円を頂く。

店頭だけの販売だから、それはとても貴重なことです。

ジャケを見て手にとって(あるいは少し迷った末に)買ってくれた人がこの東京に10人いたのだ。

そういうことを繰り返していくことしか今は方法はない。

むなしくは

ない。

少しもね。




ちゃんとしたものを書けば、
きっと耳の良いリスナーが見つけてくれる。

そう信じてます。

「信じるなんてあれだ。超自分勝手で、自己責任信じてますってそれ違うっしょー!」
byともちゃん9さい



新しく納品した10枚はポップが2枚だけ、手書きです。


ポップを自分で書くのは
恥ずかしいけど、手書きは楽しい。

2月のライブ予定です。
http://blog.goo.ne.jp/islander-works/e/d221621a489d131f9b11297db2d37ecc

コンピ「言葉がなければ~」も引き続きよろしくお願いします。